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2018.11.23日本遺産葡萄畑が織りなす風景をめぐるツアー@一宮に参加しました。

~~ 先日行われた日本遺産モニターツアー@一宮の実施記録です ~~

当日は風もなく空気が澄んでいて、南アルプスや富士山をはじめとする山々が綺麗に見えました。

県内外から13名のモニターを石和温泉駅でお迎えし、最初の目的地である一宮浅間神社へ。

結婚式や七五三のお参りをする方々で賑わう中、宮司さんによる神社と葡萄にまつわるお話を聞きました。

富士山の麓にある富士浅間神社(せんげんじんじゃ)と、こちらの一宮浅間神社(あさまじんじゃ)。どちらも同じ「浅間」という字を書きますが、読み方が異なります。それはなぜ??といった話から、一宮浅間神社の神様である木花開耶姫(このはなさくやひめ)は酒造の神、酒造のなかでも地元で生産が盛んなワインの神様であることなど、興味深いお話しが聞けました。

さらに、日本では育つのが難しいというコルクの木が社内に植えられていました。神様に守られているのでしょうか。社内に一本ひっそりと立っていました。

そのほか、地元のワイナリーから奉納された一升瓶ワインが飾られており、

また使用済みのワインコルクのお焚きあげをするコル感謝祭が開催されるなど

地域と大変つながりが深い神社であることを教えていただきました。

さて、難しい話はこのくらいにして、ここにしかない、それも日本初?のものがあります。実は私も本日はコレ目当てでした!

「ワイン守り」です。

宮司さんいわく、「どこのワイナリーのワインかは秘密だが、正真正銘のワインが入っている‼」とのこと。赤白2種類あって、ワイン液の中にはきちんと御札が入っています。御札が見えるように赤は若干薄めのロゼに近い仕上がりだとか。笑

もちろん赤白セットで購入しました。ワイン産地山梨ならではの御守りですね♥

さてさて、次は狐新居にある秘密のビュースポットへ。

丸章青果さんの脇にある坂道を登っていくと葡萄畑が織りなす風景が広がります。今回は時期が少し遅く、また過日の台風の影響で葉が落ちてしまったそうですが、それでも赤や黄色に色づいた葡萄畑が織りなす風景が見られました。秋の葡萄棚の下で、生産者さんによる葡萄にまつわるお話をしていただきました。

『葡萄は、上と下どちらが美味しいか知っていますか?』

正解は・・・

『上』! だから、味見をするときは下の葡萄を食べたほうが良いそうです。下が甘ければ、絶対に美味しい葡萄だということです。なるほど~~~。食べるときも下から食べていけばだんだん美味しくなるということです。

そのほか、葡萄の芽は全て緑色なので、巨峰のように黒くなるか、甲斐路のように赤くなれば、美味しいですよーのサインになるが、シャインマスカットは緑から緑になる葡萄だから、完熟サインがわからない。といった話など、普段ボーッともぐもぐしているだけでは気づかない視点に立つことができました。

ここ狐新居周辺は春には桃の花がと~~~っても綺麗に見えるそうです。近くにある「ももの里温泉」から見る風景も最高だとか。桃源郷がピンクに染まる時期に温泉とセットで訪れるのも良いかもしれませんね!

続いて最後の目的地、ルミエールワイナリーへ。

スタッフがワインになる甲州を育てている畑、瓶詰め作業を行う現場、コンクリート造りの広い地下ワインセラーを丁寧にガイドしてくれました。

そして、ここルミエールには日本遺産の構成文化財のひとつであり、国指定の登録有形文化財にもなっている石造りの地下発酵槽があります。どんな味のワインが仕上がるのでしょう。思いを巡らせながらしっかり見てきました。

見学後はお待ちかねの試飲タイム。今年の新酒ワイン(白)と地下発酵槽で造られた石蔵和飲(赤)を味わいます。参加者の皆様、真剣にテイスティングをされていました。どんな味だったのでしょうか。業務の都合で飲めなかった私は売店でお土産用ワインを購入しました!

そんなこんなで辺りはすっかり暗くなり、半日ツアーもあっという間に終了し、石和温泉駅で解散となりました。

ご参加いただきました皆様ありがとうございました。アンケートでいただいたご意見は今後の協議会の活動に役立てていく予定です。

それにしても、このツアー、モニターツアーとはいえ安い!浅間神社のワイン守りとルミエールのテイスティング付きで千円!ちなみに12月2日(日)に勝沼編を午前の部、午後の部で開催しますので、参加したい方はこちらからお申し込みくださいね。http://tabizen.jp/  モニターツアーパンフ

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